コロナ過での綿花高騰とオーガニック問題
インドの現状
インドの現状は一日の感染者が40万人から半減していますが20万人以上。
物流は通常稼働していますが感染者が出ているため影響は出ています。
コンテナ不足は継続しているようです。

オーガニック問題
中国ウイグル地区の問題も影響していますが、このオーガニックの問題はさらに輪をかけた大きな問題になっています。例の偽オーガニック問題がありオーガニックのワタを確保するのも大変です。
MCU、DCHはほぼ完売、シャンカーも今期分はまだ原綿を確保できていない状況。
バルドマンはより川上で手配しているため(原綿商ではなくオーガニック普及協会)確保できている方だということ。
今後オーガニックの売り方も変えていかないといけない。今までとは違ってオーガニックは高級品になってくるということです。
同じくアメリカオーガニックなども高騰しており、確保が難しくなっている状態です。


今後の動き
私たちは安価なコットンにしがみつき安い商品を作ってきました。ファストファッションがそれとは言いませんが大量生産や安く仕入れるシステムを作ってきた私たちにも責任はあるのかもしれません。より良い商品を大切に長く愛用してもらえるものをもっと開発していかなければいけないと感じています。オーガニックコットンが生産され、生み出される苦しみや喜びをもっと感じて生産していくべきだと感じています。FCプランニングはそういった言葉をできるだけアパレルや消費者に向け発信できるように努力していきます。こんなコロナ過で皆苦しんでいるからこそ、そういう声は大切に扱うべきだと思います。廃棄のことしか考えないアパレル業界に未来はないと思います。こんな世の中です、まずは大切に楽しんで着てもらえるものを作っていきます。もちろん、次の段階のことも考えながら。
新しいルール、新しい方法。
インドの紡績会社から届いた、ビデオレター。