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プロジェクト夜明け前のはなし
綿を取り扱っているけれど、綿花を育てたことがないので急に綿を育てて見たくなった
「使ってない畑ってあるよね?」
「うん。あるよ」
「貸してほしいな、っていうか一緒に綿花育てない?」
「綿花、ってあの綿花?いいけど育てて何するの?」
「ただ、育ててみたいだけ」
「工場の前の畑で綿花育ててたよね?」
「うん。育ててたよ」
「じゃあ、種欲しいな、っていうか綿花の育て方を教えてくれない?」
「綿花の育て方・・・いいけど、何するの?」
「ただ、育ててみたいだけ」
「まあまあ広い畑だね」
「綿花、育つかな?」
「大丈夫ですよ」
「何年も使ってないけど、まずは耕す?」
「耕しましょう、人手もいりますね」
「この畑をまず耕すんやね?」
「まずは、大きい石とかを取り除いて、機械でならして」
「まあまあ大変な作業・・・」
「随分、使ってなかったからね」
「人力無理ですね」
「機械借りてくる!」
「いつになったら種まきできるの?」
「5月に初旬には種をまくよ」
「間に合うかな?」
「畝ができた!」
「芽も出てきた!」
「え?綿花育てるんですか?」
「そうなんですよ。
畑貸してくれて、
種ももらって、
育て方教えてもらって、
みんなに手伝ってもらって、
これから種まきするんですよ。」
「面白い!興味あります!
見に行きます!どこですか?」
「和歌山です」
びーみんぐ担当者
とはじまったのでした。
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